キャリアコーチングコース・女性
女性で企業に勤めてキャリアアップしていくのには並大抵の努力ではないです。企業によっては「女性だから」という理由で既に男性と対等に扱ってもらえなかったり、戦力として見てもらえなかったり。もちろん女性ならではの妊娠・出産も入社して仕事がどんどん自分でこなせるようになって波に乗ってきた時期にあたる。妊娠してつわりで体調が悪いからと言ってしょっちゅう業務から外れては即戦力リストから下されてしまう。産後も搾乳や子どもの病気のために度々業務から抜けなければならなかったり、育児もいくら夫が貢献してくれても、授乳など物理的に子どもという人間は「母」でなければ満足いかないところが多く存在する。家事・育児をこなしながら仕事もお給料を貰ってる限り最低限与えられた仕事は完了しなくてはならないし、キャリアアップをしたければ「プラスα」のクオリティを出さなくては行けない。妊娠、出産、産後の疲労困憊や家事育児は言い訳にできない。
それでも、「自分の実力を試したい」、「報酬や給与を上げたい」、という方。
「能力の高い集団の中で能動的に働いてみたい」、というかた。
ご自身の軸を持ち、確固としたキャリアアップを目指し、必要とされる人材になっていくことは、人間力も磨け、人生の糧となります。
志は高いが、迷いがある方や、キャリア設計や実現方法にお悩みの方、是非私のコーチングを受けて一緒に前進していきましょう。
こんな方に受けてほしいコーチングです。
- 転職をしてキャリアアップをしたいと考えている。
- 日系企業ではなく実力主義の外資系企業に転職したい。
- 海外で働いてみたい。
- 自分の特性・スキルに最適な業界を見つけたい。
- 仕事、家事・育児の両立について悩みがある。
- ライフ・ワークバランスについて考え直したい。
- FIREのライフプランニングに興味がある。
- 女性としてチームをマネージするスキルを身につけたい。
概要
費用 | 月18,000円 |
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コーチング内容 | セッション:Zoomによるオンラインセッション 1時間/週 メールやメッセージによるやりとり:メール月10件、メッセージ1日1件その他ご要望に応じて相談可 |
期間 | なし(解約はいつでも可能です) |
コーチ | 瀬川佳代 |
なぜ女性対象専門なのか
女性で企業に勤めてキャリアをバリバリ上げるのはそれなりの苦労と工夫が必要だと思います。「女性 キャリア 悩み」、「女性 キャリア 課題」なんていうのが検索結果に上位表示されると、「女性のキャリア志向の人で悩んでる人たくさんいるんだな」という現状が見えます。私は外資系企業で海外で働いてきましたが、外資系だと実力主義である故に、良くも悪くも女性特有の言い訳は許されません。「生理痛が酷いんで毎月数日休みます」なんて人はいないです。もちろん体調が悪ければ休むのは許されますが、それで毎月遅れをとってたら自己査定に響きます。だって他の人はそんな理由で休んでませんから。
産休から戻ってきてもすぐに実務を産休以前にこなしていたのと同様のレベルが求められます。「産休のブランクがあるから」「まだ小さい子供がいるから」「子供の面倒に手がかかるから」なんていう言い訳で仕事を蔑ろにしてたら評価が下がります。理由は、「全ての人に平等に」。子供がいるからと言ってその人だけが他の人より大変とは限らないのです。他の人だって高齢の親の面倒や、その他プライベートでたくさんの事情があるのは当たり前。「みんなそれぞれ大変なのをやりくりして仕事を頑張っているんだから」というわけです。
昨今女性の社会進出も進み、金銭的自立の背景で「結婚をしない」という選択が増えたりと世の中が変わってきています。大手企業では男女平等の昇進、管理職の女性比率も測られるようになってきました。女性を社長に起用して注目を浴びる会社も出ています。
そんな中で、自分の経歴を分析してみると、意外とユニークな道を歩んでいて、他の人にはない点をご提供出来るのではないかと思っています。外資系企業で海外勤務という少ないシチュエーションの下で働いてきた。事実、現在海外に勤務していてこちらで見かける日本人赴任者の方は日本企業の海外支社に派遣されての海外勤務、そして皆男性。外資系企業でグローバルな会社は現地の拠点で現地採用した方がわりが良いので日本人をわざわざ日本から海外に送ることはないのです。ラッキーにも外資系企業に日本で就職し、海外赴任になり、唯一の日本人スタッフとして7千人の現地外国人に囲まれた中で13年生き抜いてきた経験、フロント(営業)・バック(財務)、またオンショア(日本)・オフショア(フィリピン)オフィス、銀行・証券、リーテール・コーポレートと四方八方をまたいだ経歴の保有者は周りにはいません。
プライベートの面では、高校卒業後に親元を離れて4年間米国留学。女だろうが何だろうが、家の引っ越しでは重い荷物を運んだり、電機製品やら家の修復やら男の人がいたら頼みそうな事も自力でやっつけてきた。就職後は、海外赴任4年目に現地フィリピン人の夫と結婚、その後さらに4年後は海外で妊娠・出産を経験し、これまた普通出産ではなく双子の男児。産休から戻れば、双子の世話で通常の育児の2倍寝てなかろうが何だろうが以前と同様もしくはそれ以上のパフォーマンスを期待されるのが当たり前。毎日来る日も来る日も何をしていても眠くてフラフラで、今思えばよく倒れなかったと思います。
そんな状況でも何とかキャリアを貫いてきた。仕事をこなしながら、二人の寝ない息子たちの相手をし、出社前に子供達の食事を欠かす事なく料理したり。とにかく「タイムマネージメント」です。電話会議に参加しながら通勤したり、自宅勤務中はオンライントレーニングを受けながら家事をこなしたり、子供を寝かし付けて子供の枕元から夜遅くに地球の裏側の国との電話会議、さらに会議が終わった後は手作業を暗い寝室からおむつを変えたりしながらも粛々とこなす。如何にして仕事のみならず、家事、育児、妻としての役割をこなすか。これって結構大変です。
外資で海外に長年勤務、世界各国のチームメイト、上司、部下の方と働きキャリア相談をたくさん受け&提供してきました
グローバルなチーム組織の中で、世界各国の異なった文化、宗教、言語、スキルセットのチームメイトと働き、感動的なコーチングを受けて刺激を受け、自分自身もひとりひとりのチームメイトや部下の方の身になってコーチングを実施してきました。
入社した時から一緒に働いてスーパーバイズをしていた若手社員が数年後には昇進を重ね、入社当初はひとつひとつ指示が必要だったところからチームをリードするまでに成長して、我が子の成長のように嬉しく思ったりする事が、業務上の仕事完結以上に幸福感・達成感を与えてくれます。外資系企業って「実力主義」「みんな他人は知らんぷりで冷たい」みたいなイメージあるかもしれませんが、やっぱり人間と人間が働いている以上ドラマもあります。壁にぶち当たってて、「仕事が楽しくない」、「何でこの仕事をしているのかわからなくなった」、「辞めたいと思う」、「自分には出来ないと思う」なんていうのもザラで、それを如何に改善に持っていくか。物理的な面のみならず心理的な面もあれこれ試行錯誤を思いめぐらせてどうすれば良いのか一緒に考えてそれを提案する。結構みんな自分の強みに気づいていなかったり、自分が置かれている環境を客観的に把握出来ていなかったりしているのを自覚できていない事もしばしばあります。
個人的な性格でも、昔からよく友人に相談を持ちかけられていました。しかも、仲のいい友達のみならず、その友人の会社の友達や、つい最近友達になったばかりの人にも人生相談並の相談を高頻度で持ちかけられていました。自己分析してみるに、これは小学生低学年の頃からで、私は面倒見が良いと見極めたクラスの担任の先生に知的障害を持っているクラスメートの隣の席に配置され、授業中の問題を解いたりする事、給食を一緒に食べて話の仲間に入れてあげる事などの全般のお世話を依頼されていた。中学年では、違う担任の先生から面倒見の良さと統率力を買われて、年賀状で「3学期には学級委員長をやってみてはどうか」と持ちかけられた。会社の上司は「あなたは他の人に比べてとっても忍耐強いです」とキッパリ言った。確かに他の人だったら我慢できない様な若手社員のお世話も時間をかけて教えてあげて育ててきた。きっと私は平均より面倒見が良い・好きなんだと思います。
「家事、育児、仕事全部完璧なんて無理!」と思って疲弊している方、「子供がいるからキャリアの道は諦めた」という方。1日24時間のうち3分の1の8時間を拘束される仕事を如何に上手くこなせるか。しかもハイクオリティで成し遂げるか。物理的な面だけでなく、精神的にもいかにしてハッピーにやりこなすか、モチベーションをあげていくかをサポート出来たらと思っています。
一度の人生、仕事もプライベートもせっかくなら成功させて充実の毎日にしましょう!
外資系企業・海外勤務者の集いの場
女性としてキャリアを築こうと思うと、評価を気にして社内では打ち明けられない事で悩む事も多いと思います。「体調を崩してどう会社に相談していいか」、「家族の事情を打ち明けられない」、「子育てとの両立が難しいけどどう男性上司に相談できるのか」などなど。
そんな時に大切なのが社外に持つネットワークです。会社にバレずに悩みをフランクに聞いてもらえるし、損得勘定なしで率直な意見を交換できる。そんな場所があるのとないのでは気の持ちようが全然違ってきます。似たような境遇の人たちの集まりで意見を交換する。口に出して人に聞いてもらう、自分の意見をシェアして同意してもらったり、人の意見を聞いたりする事ってすごく気持ちを楽にしてくれると同時に視野が広がり自分の問題を客観視することに役立ちます。
自分の会社の悩みを全く違う業種に勤めている学生時代の友人に話しても、いまいちしっくりとした会話にならなかった経験はないですか?そんな理由でやっぱり同じ外資系・海外勤務っていう環境に置かれている人と話すとすごく共感してもらえて、「自分だけじゃないんだ」って思えたり、人の話を聞くことで「やっぱりそうなんだ」、「なるほどそういう事か」っていう気づきをもらえます。
日頃実力主義社会で毎日戦っている皆さんに、気兼ねなく自分の会社で起っている悩みを相談し他社と比較してみたり、他の人の話を聞いて刺激、モチベーション、生の情報をもらったり。そんな機会を提供できるようにグループでのオンラインミーティング、対面での各地での交流会などコミュニティを広げて行きたいと思っています。
人生相談もキャリア相談
たくさんの人のキャリア相談を重ねてきてわかった事があります。それは、人生がハッピーでないと仕事にも積極的に取り組めないということ。「子供の健康状態が悪くて看病もしないといけなくて仕事どころではなくてしんどい」、「夫ともめていて仕事なんかする気にもならない」。こんなのなかなか率直に上司に相談出来ませんよね?そんな時に「どうしたらこの状況を改善することができるのか」をひとりひとりの立場に立って一緒に考えて進んでいきたい。そんな相談でも何でもできる場所があるという安心感を持って毎日戦って欲しい。そんな役割を担って行きたいと思っています。